日本の産業構造について 『世界一になりうる映画業界に投資を(任天堂の映画マリオから考える)』

スポーツ・エンターテインメント



①日本の現状

 近年、かつて世界1位だった日本の電機業界は没落していきました。

また、自動車産業も中国のEVの発展で同じような道を歩み始めているのかもしれないません。

実際、中国では日本車の売上が下がっています。

日本は近年、観光業界を除いて世界一を取るような新規産業を生み出すような政策が出来ていません。

この原因は政府が守りに入るような投資をしてきたことが原因だと思います。

②世界一の産業に投資を

 私は、政府が世界一を取ることが出来る産業に投資していくべきだと考えています。

なぜなら、今のやり方では、雇用を維持できなくなる可能性が高いです。

雇用が維持できなくなると、日本の治安が悪くなり、テロや殺人事件が増えていきます。

それを阻止するためには、新しい雇用を作り出さなければなりません。

 

 これまでの政府の投資は守りに徹するような投資が多かったです。

例えば、ジャパンディスプレイのように負け組と負け組を合併させて、援助するやり方です。

このやり方では負けて当然だと思います。

私は世界の頂点を取りに行く勝ちに行く投資をすべきだと思います。

 それが実現できた投資の一例が存在します。

それは、安倍政権で勝負に出た観光業界の投資です。

その結果、大幅な旅行客の増加につながり、世界旅行・観光ランキングでも世界一の魅力を持つようになりました。

”スイスの民間研究機関の世界経済フォーラムが2021年の旅行・観光の魅力度ランキングを発表し、日本が対象117か国・地域の中で1位になった。”

観光ランキング 日本の潜在力を示した世界一 読売新聞

 



③おすすめの産業

 では、次にどのような頂点を取れる新規産業に投資するべきなのでしょうか。

私のおすすめは映画業界です。

ていっても政府は既存の大手映画会社(東宝や東映、松竹)ではなく、任天堂や集英社など世界でも有数のコンテンツ資源を持ち、映画業界に進出し始めている会社に対して集中的に投下すべきです。

 特に任天堂が今年アメリカの映画イルミネーションと共同で映画を製作しました。

それが日本で4月28日に公開したスーパーマリオブラザーズです。

この映画は現時点で世界累計1200億円を超える興行収入を得ています。

そして、歴代の世界映画興行収入上位に食い込んでいく可能性が高いです。

”また4月25日(火)時点で全世界での興行収入が1000億円を突破したことも明らかにされていたが、今回の発表によれば世界累計興行収入は10億2637万6630ドル(約1410億円)に達したとのこと。”

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』全世界の累計興行収入が10億ドル(約1400億円)を突破。日本での興行収入も5月1日までで20億円を突破する特大ヒット

ちなみにマリオを知らない方はこちらの記事をご覧ください。
【AI作成(一部管理人作成)】スーパーマリオブラザーズの解説【スーパーマリオブラザーズワンダー】

 この映画を見ていると、私は任天堂が映画業界でトップを走るディズニーやマーベルのようになる可能性があると思います。

そのため、任天堂は本格的に映画業界参入を検討すべきです。

 また、任天堂のライバルであるソニーも映画事業でかなり利益を上げています。

ソニーは、すでにアメリカの上位5位の映画会社です。

ソニーはスパイダーマンや007の版権などのコンテンツ資源を持っています。

 近年では、集英社の「鬼滅の刃」の海外配給を行うことやアメリカで配給を行うクランチロールを買収するなど日本の映画業界の発展に貢献しています。

集英社もスラムダンクが中国で大ヒットするなど大活躍しています。

集英社や任天堂は、マーベルのようにマルチバース化などを展開も可能で、映画業界で頂点を取れるポテンシャルが高いです。

このような状況のため、私のおすすめは映画業界です。

④結論

 他にも私が思いつかないところで勝ちに行っている業界はたくさんあると思います。

だからこそ、政府が世界一を取ることが出来る産業に投資していくべきです。

そのためにも政府は勝ちに行く業界に投資をできるようにしっかり研究してほしいと思います。

画像のリンク
“スーパーマリオブラザーズ 公式ツイッターより”

「経済・為替政策」の関連記事

(1)急激な円高に警戒を

(2)天然ガスの値上がりについて

(3)岸田政権は円安政策で長期政権になる



コメント

タイトルとURLをコピーしました