ビックモーターは世界的な経済危機を生み出すかもしれません。
理由は、共犯者である業界大手の損保ジャパンなど保険会社の罪が暴かれ、保険会社の倒産に向かう可能性があるからです。
今回のビックモーターの出来事はいろいろなところで、話題になっているため、割愛しますが、共犯となっている損保ジャパンがやったことは保険業界のシステムを根本からこわすものです。
利用者はこれまで中古車店、保険会社を信用してきました。
しかし、この出来事のせいで、中古車業界、保険会社業界全体で起こりうる可能性が高いと追い始めました。
利用者だけでなくマスメディアもこの問題が長引けば、同業他社にも目が行くでしょう。
例えば、中古車業界の大手のガリバーは、ビックモーターが主要株主となります。
「ビックモーターがやっているなら、ガリバーもやっているんじゃないか。」
そうすると、メディアはガリバー社員にインタビューをするでしょう。
今回のようなビックモーターの出来事がガリバーでもあれば、ほかの保険会社にも飛び火します。
保険会社全体のものとなり、自動車損害保険というシステムが崩壊するでしょう。
利用者が自動車損害保険自体への加入を拒否したり、解約なども起こり、利益が得られない自動車損害保険を扱っている小さい保険会社は、倒産する可能性がありえます。
さらに自動車離れが広がり、自動車業界への風評被害や、利用者に自動車損害保険と組合わせて加入をさせていた保険なども同時解約の可能性があります。
そうなれば、日本経済の危機となります。
また、海外でも、ビックモーターのような企業がないか調査されるでしょう。そうなると海外でも同じことが発覚すれば、海外の保険会社も大変な目にあうかもしれません。そして、ビックモーターの風評を受けた自動車業界は、海外の店舗を閉めたりするでしょう。
そこで解雇などが起きたりして、世界の経済危機につながるかもしれません。
今、日銀が利上げするかどうかの議論が白熱していますが、ビックモーターの件でそれが吹っ飛んだように見えます。
日本が経済危機で破綻を迎えないようにするには、ビックモーターのせいで風評被害を受けた企業を助けるしかないでしょう。
ここまで述べたことから、ビックモーターは世界的な経済危機を起こす可能性があります。
私は、損保ジャパン以外の保険会社やビックモーター以外の中古車販売会社が不正をしていないことを祈っています。
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